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予防医学

活性酸素とは?

『活性酸素』は体内の異物から身体を守る働きを持っています。
つまり本来は体内に必要な物です。
しかし、必要以上の『活性酸素』が存在する事で正常な細胞に障害を与えてしまい悪さをします。

現代病の90%は活性酸素が原因!

『活性酸素』が原因とされる病気には

・アトピー性皮膚炎
・しみ、しわ
・冷え性、肩こり
・脳卒中、心筋梗塞

・糖尿病
・白内障
・関節リウマチ
・肺ガン

『活性酸素』が体内で作られる条件

・紫外線
・化学物質、排気ガス
・血液の流れの途中で酸素が欠乏した時
・異物が侵入して過度の炎症をおこした時
・過度の運動

などによって体内に『活性酸素』が作られます。

太りすぎに注意!

『活性酸素』は悪玉コレステロールと結びつき、過酸化脂質を作ります。
この過酸化脂質が体の中で実際に悪さをしています。

フィラリア

フィラリアとは?

犬やフェレットが感染する代表的な動物です。(猫は比較的抵抗力がありますが、感染率の高い地域では感染することもあります)

日本全国での平均感染率は40%前後です。
また、室外犬は室内犬の4~5倍ほど感染率が高くなります。

フィラリアの原因は?

雌の蚊が感染犬を吸血することで蚊にフィラリアの仔虫(ミクロフィラリア)を吸入されます。この蚊が他の犬を吸血したときに、その犬がミクロフィラリアに感染します。

蚊は外気温15℃以上で吸血しはじめます(函南町では4月中旬くらいからになります)。

フィラリアの症状は?

ミクロフィラリアは感染後、5~6ヶ月で肺動脈に達して右心室に寄生します。

【25kgの犬の場合】
・フィラリア50匹以下では、肺動脈に寄生が見られます。
・フィラリア75匹の場合、右心室に達しています。
・100匹を超えると大静脈症候群を発症しています。

【外的な症状】
初期症状 咳をする
中期症状 呼吸が速くなる・運動を嫌がる
末期症状 お腹が膨れる・足のむくみ
要手術の段階 血尿がでる

フィラリアかな?と思ったら

当院で簡易的な検査で診断ができます。

・採血して、血中のミクロフィラリアの確認
・フィラリアの抗原テスト-親虫の確認

フィラリアは「予防」が最も重要です。
地域にも寄りますが、函南町周辺では4月中旬ごろ外気温15℃になり、蚊による吸血が始まります。4月上旬ごろから12月上旬まで、予防薬の投与をおすすめいたします。
フィラリア予防薬には下記のものがあります。

飲み薬タイプ
1ヶ月に1回投与してください。途中で止めたり、1ヶ月でも忘れてしまっては、せっかくの投薬も無駄になりかねません。

スポットタイプ
1ヶ月に1回首筋から肩甲骨の間に毛を分けて皮膚に直接つけてください。ノミ退治も同時に出来ます。このタイプも、途中で止めたり、1ヶ月でも忘れてしまっては、せっかくの投薬も無駄になりかねません。

注射
1回の注射で1年効果があります。飲ませ忘れのある方におすすめです。1回は注射で残りの投薬期間は飲み薬を投与してください。